12月20日、当団体はオンラインイベント「ゆるく語る会~災害支援とお金」をZoomで開催いたしました。ゲストは一般社団法人RCFの新倉綾子さん。休眠預金の分配団体であり、当団体の活動にアドバイスをくださるなど、伴走支援をしてくださっています。
長く被災地で活動し、被災者を支援していくには資金が必要です。その資金のひとつとして、赤い羽根共同募金や休眠預金制度があります。こういった助成金を獲得していくには団体に「意義と具体性と効果が必要である」と新倉さん。「『こうあるべきだ』と意義だけが強い団体がありますが、意義だけではだめなんです。それを実現するための具体的な手段であったり、それがどういう効果をもたらすのかを語ることができないと休眠預金などの助成金の獲得は難しい」と話してくださいました。
また、ディスカッションの中では、「屋根で活動しているボランティアさんの人件費がとても低い。これはどうにかならないのか」という声も上がりました。「助成金が終わったあとの団体はどのように活動を継続していくのか具体的な事例はありますか?」などの質問もありました。
最後に、代表の堀田は「災害支援においては、一つの団体が大きなお金を持つのではなく、活動している各団体がそれぞれ助成金を得ることで協働し、連携して活動していくことが大切」と話しました。
「ゆるく災害支援を語る会」は、今年はこれが最後。来年に入りましたら、またオンラインイベントを開催しますので、日程と内容が決まり次第、フェイスブックページとサイトでお知らせします。