鋸南町の小学生を対象に「減災講座」を開催しました

鋸南町の小学生を対象とした「放課後子ども教室」で、今月、当団体は「減災」に関する講座を2回開催しました。

1回目は12月2日。地震が起きると何ができなくなるのか想像してもらい、どう行動すればいいのか考える力を養う教室を開催しました。

2回目は9日、「ブルーシートで寝袋を作る」という工作。事前に子どもの身長に合わせた大きさのブルーシートを用意し、その場で配布しました。

「ブルーシートの上に新聞を敷いて、テープでとめてください」と副代表の笹生さなえが話すと、子どもたちは一人ひとり、新聞を持って寝袋づくりに取りかかりました。

ブルーシートの両脇を養生テープで止め、両端を固くしぼり、ガムテープで縛っていきます。これでブルーシートの寝袋が完成しました。

「わー、さなぎみたい。あったかい」と言いながら、子どもたちは自分で作った寝袋の中に入っていきました。

今回、配布したブルーシートは200センチ×200センチの大きさ。「これは、千葉県が避難所運営をするときの一人のスペースでもあるんです」と笹生が説明しました。

千葉県の「災害時における避難所運営の手引き」によると、避難所での一人当たりの有効面積は4平方メートルとされています。

最後に、自分で作った寝袋は一人ひとりお持ち帰りいただきました。

「放課後子ども教室」とは、子どもたちが放課後を安全に過ごし、地域住民等の参画を得て学習や体験活動などを行う事業。

当団体は、児童、生徒を対象に防災・減災活動を行い、「災害を自分事とする人材」の育成にも力を入れています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)