どんなに強く固定されたブルーシートも強風にあおられると破れたり、固定が外れてバタついてしまうものです。
12月13日未明、鋸南町で強風が吹いたため、14日と15日の二日間、「ブルーシートを張りなおしてほしい」という依頼が復興ボランティアセンターに来ました。
その依頼を受けて、現地調査で訪ねたのは、築140年の古民家にお住まいのご夫妻の自宅。
「昨年、台風で被災した後、ブルーシートを張り、1年3か月もったが、強風でとうとう破れてしまった」と話していました。見ると、確かにブルーシートに大きな亀裂…。「工務店に施工を依頼しているが、順番待ちで、その間、張りかえる必要がある」とのこと。

工務店の施工待ちの状態で、ブルーシートを張り替えねばならない家がまだまだある、ということです。
被災はまだ終わってはいません。当団体は、現場にいればこそわかる情報を伝え続けます。(記事執筆=清水多佳子)
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