1月18日、鋸南町ボランティアセンターで当団体は「災害ボランティア講座」を開催しました。参加者は町内外の14人。この講座は昨年8月に開催した「災害ボランティア講座」の2回目で、「自分の町が被災したとき、住民としてどのようにボランティアにかかわることができるか」という視点からお話をさせていただきました。
まずは、自分の身を守ること。そして、家族の無事、職場などの無事。そこが守られてこその「自分の住む地域でのボランティア活動へ参加できる」というお話をさせていただきました。そして、日ごろから、家族の安否を確認する連絡手段を持っていること。そして身近にいる要配慮者を把握することに、アンテナを張っておくことが大切ということも……。
また、災害で混乱しているときこそ、他者と協力する「共助」が必要。といっても、難しいことではなく、「料理が得意」なら炊き出しに協力してみる、「掃除が得意」なら、大量の梱包物を片づけたり、トイレ掃除など衛生管理に協力してみるなど、「災害時には自分のスキルを活かすことができる」ことをお話しました。

また後半では、災害ボランティアセンターの立ち上げの流れについてもお伝えしました。
参加者のアンケートでは、「ボランティアセンターの流れが良く分かった」「自助・共助の重要性が良くわかりました」などの感想をいただきました。
いつどこで起きる分からない災害を自分事として考えて、行動するために日頃から心構えを身に着けておくこと。これからも当団体がお伝えしていきたいことです。